画家レイヴン、お嬢様ユーリなパロディ。レイ♀ユリ。
設定を読んでからご覧になってください。
いろいろ適当なんで、ツッコミはなしでお願いします。
アトリエを出て、目的の邸へと馬車で向かう。
今回のモデルは名門貴族ローウェル家のご令嬢。
先日婚約し、その婚約相手から彼女の絵を描いてくれと依頼を受けた。
噂では、艶やかな黒髪をもち、容姿端麗でかなりの美女だと聞く。
どうせ描くなら美女の方がいいと思うのは、俺だけだろうか。
目的地に着いた馬車がゆっくりと止まった。
画材を抱えて玄関まで行くと、出てきた執事に用件を伝える。
すると、執事に案内され奥の部屋へと通された。
太陽の光が射し込み、何とも明るい部屋だ。
モデルが来る前に済ませておくかと、画材を広げて早速、準備に取りかかる。
まぁ準備といっても、今日は軽くデッサンを取るだけなので、大したものはないんだが。
"コンコン"
「お嬢様がおいでになりました。」
執事の声が聞こえ、ドアが開かれる。
そして現れた漆黒に俺は一瞬で目を奪われた。
「はじめまして。ユーリといいます。」
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